とよた歌舞伎帳歌舞伎ってどうやって観ればいいの? どんな歴史があるの? 歌舞伎にまつわるよもやま話をご紹介します。

耳で聴く歌舞伎「辰巳会 三味線・太夫演奏会」終了!

11月7日(火)歌舞伎伝承館では、「耳で聴く歌舞伎 三味線・太夫演奏会」を開催しました。
出演は豊田市内の歌舞伎公演で活躍される辰巳会の皆さん!

「耳で聴く歌舞伎」ということで、歌舞伎の音楽に注目したイベントです。
会長の鈴木さんより、歌舞伎での三味線と太夫について教えていただきました。

まずは「めりやす(=三味線の旋律)」といわれる歌舞伎のシーンごとに特徴的に使われる旋律を紹介いただきました。今回は「岡崎」「鎧引き」「色めき」「与治郎」の4つ。
今度歌舞伎を観るときには、これらの旋律を探してみたいですね。

次に実際の歌舞伎のように役者の台詞に合わせて太夫と三味線の演奏を聴きました。
演目は「袖萩祭文の場」「菅原伝授手習鑑 車引き」「絵本太功記十段目」。
歌舞伎の太夫はナレーションの役割を担います。三味線と息の合った語りは役者がいなくても迫力がありました!

三味線と太夫について知る貴重な機会でした!
辰巳会の皆さん、ありがとうございました。

次回の歌舞伎伝承館のイベントは、
豊田市郷土資料館の学芸員さんによる「秋の特別展ギャラリートーク」です。
四季桜に合わせて展示替えした部分を中心にお話しをうかがいます。
事前受付は行いませんので、お気軽にお越しください!
詳しくは「お知らせ・イベント情報」をご覧ください。