歌舞伎伝承館とは

豊田市はその市域の多くが自然豊かな中山間地であり、それらの地域では古くから歌舞伎が演じられてきました。歌舞伎は神社境内に建てられた農村舞台で行われ、市内には82棟もの舞台が今に伝わっています。また、市内では市の無形民俗文化財に指定されている小原歌舞伎をはじめ、石野・藤岡の3つの保存会が精力的に活動しています。旭歌舞伎は令和4年4月で解散、萩野小学校(足助地区)の歌舞伎クラブは令和4年11月をもって活動休止中です。
豊田市歌舞伎伝承館は、市内に伝わる歌舞伎の素晴らしさを市内外に発信する活動を展開し、その奥深い歴史に触れていただくとともに、小原地区の歴史にも触れていただける施設です。市内の歌舞伎と小原の歴史を様々な資料を通して紹介するとともに、中央ステージを使った公開練習・体験プログラムを通して、歌舞伎の面白さを体感していただける活動を展開し、さらに歌舞伎保存会の活動情報などを随時発信してまいります。