5月27日（日）小原交流館ホール「ザ・小原座」にて、小原歌舞伎保存による「小原歌舞伎五月公演」が開催されました。

 

今回の演目は、
一幕目「恋女房染分手綱　重の井子別れ」［こども歌舞伎・保存会］
二幕目「ひらかな盛衰記　源太勘当の場」［保存会］
三幕目「源平魁躑躅　扇谷熊谷」［保存会］

以上の三幕が上演されました。

一幕目の「恋女房染分手綱　重の井子別れ」

この幕の中心人物の三吉は最初から最後までほとんど出ずっぱり！さらに弥惣左衛門との滑稽なシーンは大うけ！その一方で母・重の井との別れのシーンでは一変、心打つ演技で役を務めあげました。

 二幕目の「ひらかな盛衰記　源太勘当の場」

道化方である横須賀郡内は小原歌舞伎保存会会長が務め、会長の思わぬアドリブ？に会場が笑いでいっぱいになり楽しいお芝居でした。
憎まれ役の平次は、初舞台とは思えない大歌舞伎の役者さながらの豪快な演技で盛り上げました。

三幕目「源平魁躑躅　扇屋熊谷」
敵から身を隠すため女装する敦盛とそれを匿う扇谷の娘桂子の恋物語。敦盛の娘姿での勇ましい様子には驚かされましたね＾＾

どの演目もおひねりがたくさん舞う素晴らしい公演でした！

次回の豊田市での歌舞伎公演は９月の石野歌舞伎保存会の公演です！
時期が近くなりましたら「お知らせ・イベント情報」にてご案内します。