小原歌舞伎保存会の永江正人さんが、令和７年度公益財団法人豊田市文化振興財団「豊田文化功労賞」を受賞され、表彰式が令和７年６月１日（日）豊田市民文化会館で行われました。

豊田文化功労賞は、おおむね１５年以上にわたる地道な活動により、豊田市の文化及び芸術の振興に顕著な功績があり、優れた業績をあげたおおむね６０歳以上の個人又は団体に贈られる賞です。

永江さんは、平成２年小原歌舞伎保存会に入会、平成１２年副会長、平成２２年会長に就任し現在に至ります。その間、小原地区での年２回の定期公演開催をはじめ、「全国地芝居サミットｉｎとよた」、「農村歌舞伎合同公演」、「日本こども歌舞伎まつりｉｎ小松」など市内外での公演に積極的に参画され、小原歌舞伎の存在感を高めるとともに、交流を深めています。また、地元の子供たちへの歌舞伎指導、小中学校での出前授業、市内各所での出前講座など、歌舞伎の普及啓発活動にも精力的に取り組まれています。